『ベイマックス』の名言・セリフ大特集【感動のあの名シーンを和訳/英語で紹介!】のサムネイル画像
2024.10.02 / チレモ編集部

ピクサー/ディズニーのCG映画「ベイマックス」は、登場人物同士の絆を描く感動的なストーリーと、胸に響く名言で多くの人々の心を捉えた名作です!

本記事では、アニメ映画『ベイマックス』 の作中で語られた、数々の名言・名セリフ・名シーンを、英語字幕と日本語和訳の両方で紹介し、「誰がそのセリフをいったか」や「どんなシーンでその発言があったか」などを解説していきます!

まだ『ベイマックス』を見ていない人はもちろん、見たことがあるけどもう一度見たくなった人は、最後に映画を視聴できる動画配信サービス紹介するので、『ベイマックス』の心温まるストーリーと世界に飛び込んでみましょう!

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目次

『ベイマックス』の名言集(和訳/英語字幕)

名言・名セリフ 英語字幕 発言者
いつになったら賢い頭で意味のあることをするんだ When are you gonna start doing something with that big brain of yours? タダシ
こんにちは、私はベイマックス。あなたの健康を守ります Hello. I am Baymax. Your personal healthcare companion. ベイマックス
ねえ、兄さん…信じてくれてありがとう Hey, I, um…I wouldn't be here if it wasn't for you. So, you know, thanks for not giving up on me. ヒロ
僕たちの中で生き続けてるって、みんなそう言うけどさ…胸が痛いよ People keep sying he's not really gone. As long as we remember him. It still hurts. ヒロ
グータッチ、戦闘データベースにありません "Fist bump" is not in my fighting database. ベイマックス
ベイマックス2.0だ! Baymax 2.0. ヒロ
人を傷つけることはできないようになっています My Programing prevents me from injuring a human being. ベイマックス
助けなんて借りなきゃよかった! I never should let you help me! ヒロ
タダシはここにいます Tadashi is here. ベイマックス
俺は信じているからな。みんなの役に立つようになるんだぞ I'm not giving up on you. You don't understand this yet, but people need you. タダシ
どう?これが化学反応よ! Now that's chemical reaction! ハニー・レモン
ヒロ、私はいつも一緒にいます Hiro, I will always be with you. ベイマックス
ベイマックス、もう大丈夫だよ I'm satisfied with my care. ヒロ
こんにちは、ヒロ Hello, Hiro. ベイマックス
たくさんの人を助けたいという兄さんの想いを胸に進んでいく、ベイマックスと共に! The good thing is, my brother wanted to help a lot of people, and that's what we're gonna do. Who are we? ヒロ

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「いつになったら賢い頭で意味のあることをするんだ」(タダシ)

When are you gonna start doing something with that big brain of yours?

高校を飛び級で入学するほどの優れた頭脳を持っている主人公のヒロに対して、兄のタダシが発したセリフです。

有り余る才能を持て余していたヒロは、普通の勉強では満足できずに、大学に進むモチベーションも失っていました。
タダシは、ヒロがロボット同士を戦わせて収入を得る「ロボットファイト」をしているところを見て、もどかしさが言葉として表れています。

両親を失っている二人は、兄弟でありながら疑似的な親子関係でもあります。
弟を思う兄の言葉がグッと響きますね。

「こんにちは、私はベイマックス。あなたの健康を守ります」(ベイマックス)

Hello. I am Baymax. Your personal healthcare companion.

タダシが作っていたロボットのベイマックスが、初めて発したセリフです。
機械的な規則正しさと温かみがあるセリフにほっこりさせられます。

真っ白で弾力性がありそうな体から、言葉が発せられたことにヒロは、とても驚いていましたが、
次第にベイマックスと触れあっていくことで、性能の高さを思い知り、兄の偉大さに気付くのでした。

ベイマックスの初登場であることと、ヒロが学ぶことのモチベーションを取り戻すシーンとして印象に残ります。

「ねえ、兄さん…信じてくれてありがとう」(ヒロ)

Hey, I, um…I wouldn’t be here if it wasn’t for you. So, you know, thanks for not giving up on me.

ベイマックスを通して学ぶことの意欲を取り戻したヒロは、無事に大学に入学できました。
タダシのおかげで大学にできたと感じている、ヒロから発せられた感謝の言葉です。

タダシは、ヒロが道を踏み外そうとしたときも寄り添って厳しい言葉をかけるときもありましたが、ずっとヒロのことを信じていました。
様々な境遇を経て、困難を乗り越えた上に発せられたヒロのセリフに、思わず胸が熱くなります。

「僕たちの中で生き続けてるって、みんなそう言うけどさ……胸が痛いよ」(ヒロ)

People keep sying he’s not really gone. As long as we remember him. It still hurts.

研究所の火事により、タダシが亡くなってしまって以降、ヒロは心を閉ざし塞ぎ込んでいました。
ヒロの独り言によって起動されたベイマックスが、慰めていた際に返した言葉です。

もう二度とタダシと会うことが叶わなくなったヒロの深い悲しみが伝わってきます。
「ベイマックス」は、東京とサンフランシスコを合体させた「サンフランソウキョウ」で展開される物語です。
セリフの背景に、どことなく東洋的な死生観が表されているようにも思えます。

「グータッチ、戦闘データベースにありません」(ベイマックス)

“Fist bump” is not in my fighting database.

タダシの死が事故ではなく何者かの仕業だと推理したひろは、ベイマックスを戦闘用にパワーアップさせようと試みます。
実験が成功しパワーアップしたベイマックスとグータッチをしようとした際に、このセリフが発せられました。

基本的には高性能でありながら温かみを感じるベイマックスですが、ロボットらしい無機質なところがあるのも、魅力的です。
ヒロにグータッチを教えてもらったベイマックスが、しきりにグータッチをしようとするのも愛らしいですね。

「ベイマックス2.0だ!」(ヒロ)

Baymax 2.0.

ベイマックスを戦闘用にパワーアップしようと実験を続けていたヒロが、やっとの思いで完成したベイマックスを見たときに発したセリフです。
白くて弾力がある身体の上から、赤いアーマーを着せており、スタイリッシュな雰囲気に仕上がりました。

ヘルスケアロボットとして誕生したベイマックスの性格と異なる雰囲気ですが、その後も蝶を追いかけていたり穏やかなところはベイマックスのままで安心させられます。

「人を傷つけることはできないようになっています」(ベイマックス)

My Programing prevents me from injuring a human being.

タダシの死の真相を知ってしまったヒロが、怒りのあまりベイマックスをさらに戦闘用にパワーアップさせようとします。
そんなヒロの様子を見て、ベイマックスが発したセリフです。

セルフケアロボットとして開発されているベイマックスは、自分の役割を理解しているからこそ冷静にヒロの暴走を止めようとします。
ヒロの怒りに寄り添いながらも、自分の任務とタダシから託された信念を曲げないベイマックスの強さが伝わるシーンです。

「助けなんて借りなきゃよかった!」(ヒロ)

I never should let you help me!

タダシが火事に巻き込まれている中、憧れていたキャラハン教授がタダシを見殺しにしたことを知り、ヒロは激しく憤ります。
ベイマックスを使いキャラハン教授を追いかけるヒロでしたが、殺気立った様子を見た仲間から止められて取り逃がしてしまったときに、思わず出てきた言葉です。

大切な仲間に対して、このように強く言ってしまうくらい、ヒロの怒りと絶望の深さが感じられます。

「タダシはここにいます」(ベイマックス)

Tadashi is here.

怒りのあまり自分を見失って暴走しかけていたヒロに対して、ベイマックスが放った言葉です。
タダシが亡くなったときに落ち込んでいたヒロに対しても同じ言葉を発しており、冷静になったヒロは自分を取り戻します。

ヒロはタダシが、人々を救うためにロボットを開発していたことを知り、改めてタダシの実直さを痛感するのでした。
ヒロが道を踏み外そうとしたときには、どこにいてもタダシが寄り添ってくれていると思うと、感動してしまいます。

「俺は信じているからな。みんなの役に立つようになるんだぞ」(タダシ)

I’m not giving up on you. You don’t understand this yet, but people need you.

ベイマックスが人々を助けるヘルスケアロボットになるようにと、日々研究を重ねていた際にタダシが発したセリフです。
ヒロに対してもベイマックスに対しても、タダシは常に信念を持って行動がなされています。

タダシの想いと努力によってベイマックスが完成し、ヒロが希望を取り戻したことを思うと、タダシの人柄を表している素晴らしいセリフだなと思います。
「ベイマックス」は、困難な状況でも信じることの尊さを、タダシの言動を通じて描いている作品ですね。

「どう?これが化学反応よ!」(ハニー・レモン)

Now that’s chemical reaction!

キャラハン教授との戦いに挑んだ際に、ヒロの仲間であるハニー・レモンが叫んだセリフです。
工科大学に通うハニー・レモンは科学の研究をしており、明るい性格と彼女の得意分野が一言で伝わる痛快なシーンになりました。

ハニー・レモンは、化学反応について研究しており、ぶつけると凍結したり凝固したりするボールを開発しました。
研究の成果を発揮できるシチュエーションにどこか心が躍っているようにも見えて、観ているこちらも楽しくなってしまいます。

「ヒロ、私はいつも一緒にいます」(ベイマックス)

Hiro, I will always be with you.

ヒロとベイマックスは、キャラハン教授との戦いを終えると、実験の失敗で取り残された教授の娘を助けに向かいます。
キャラハン教授の娘を助けることに成功しますが、ベイマックスの飛行機能が故障してしまいました。

ベイマックスは、自分が犠牲になることを選択し、2人をもとの世界に戻そうとした際にこのセリフを発します。
タダシとの別れを受け入れたヒロになら、真意が伝わるはずという無意識の敬意が伝わり胸が熱くなりました。

「ベイマックス、もう大丈夫だよ」(ヒロ)

I’m satisfied with my care.

ヒロが、異空間でベイマックスと別れる際に発したセリフです。
この言葉を皮切りに、ベイマックスはヒロとキャラハン教授の娘を元の世界に送り届けます。

とても切ないセリフですが、気丈に振る舞うヒロの成長を感じてグッとくる場面です。
タダシの死やキャラハン教授の行動に、失望したり、取り乱したりしていたヒロの姿はもうありません。
ベイマックスの言葉によって、離れていても繋がっていると実感できたからこそ、言えた素敵なセリフですね。

「こんにちは、ヒロ」(ベイマックス)

Hello, Hiro.

ベイマックスと別れてどこか寂しさを感じていたヒロですが、部品の一部が残っていました。
部品の中にはチップが残っており、チップをもとにヒロはベイマックスを作り直そうとします。

やがてベイマックスの再開発に成功したヒロは、改めてベイマックスと対面します。
その際に、ベイマックスから発せられた何気ないセリフですが、今までずっとヒロに寄り添っていた空気感を思い出して涙がこぼれそうになりました。

「たくさんの人を助けたいという兄さんの想いを胸に進んでいく、ベイマックスと共に!」(ヒロ)

The good thing is, my brother wanted to help a lot of people, and that’s what we’re gonna do. Who are we?

家族や兄との別れを経た、ヒロの高らかな宣言により映画のラストが締めくくられます。
タダシの強い信念を、ヒロが受け継ぐ感動的なラストです。

たくさんの人を救いたいというタダシの想いを具現化した、ベイマックスを通してヒロは大きく成長しました。
大学の進学を拒んで、ロケットファイトに熱中していた頃のヒロはもういません。

「ベイマックス」は、タダシの想いが乗せられた不思議なロボットとの交流を経て、成長したヒロを感じられるSF映画にして感動のヒューマンドラマでもあります。

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