映画『ベイマックス』は、主人公の少年ヒロが介護用ロボの「ベイマックス」と一緒に悪と立ち向かう姿を描いた、ヒーローもの&感動的な絆のストーリーが特徴なディズニーの人気作です!
魅力的なキャラやハラハラする展開が魅力ですが、ストーリーとあわせて感情を盛り立ててくれる素晴らしい「音楽」たちも本作の重要な要素となっています!
本記事では、『ベイマックス』の作中に流れる曲や映画の主題歌、日本版のエンディング曲に採用されたAIさんの『Story』について詳しく解説していきます!
映画を見て「音楽が良かった!」「あの曲のタイトルが知りたい!」と思った人はぜひ参考にしてください!
また『ベイマックス』は、ディズニーランドのアトラクションにも採用されており、アトラクションで使用されている音楽・サウンドトラックについても紹介しています。
音楽から『ベイマックス』の世界をもっと楽しみたいという人はぜひチェックしてみましょう!
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映画『ベイマックス』の主題歌・挿入曲・エンディング曲一覧
映画『ベイマックス』の挿入曲①:Jose Luis Rodriguez「Boca Dulce Boca」
最初に紹介するのは、兄の大学の友人であるハニーレモンが、主人公のヒロに挨拶をするシーンで流れた「Boca Dulce Boca」!ベネズエラの歌手、ホセ・ルイス・ロドリゲスさんが歌っている曲です。
高校を13歳で卒業した天才ゆえに学ぶことの重要さを忘れ、タダシに大学に行けと言われても「わざわざ知っていることを学びに?」と皮肉っていたヒロが、数々の研究に触発され、「ここで学びたい!ここに入れなかったら人生終わりだ」とまで言い切り、気持ちを入れ替える序盤の重要なシーンです!
ロボットファイトしかすることがなく、毎日に退屈していましたがタダシやその仲間たちの素晴らしい研究の数々を目の当たりにしたヒロは、「化学オタクのラボ」と敬遠していた場所に憧れを持ちます。
そこでハニーレモンがイヤホンで聴いている音楽がこの楽曲ですが、ノリノリの曲で初登場時から彼女がどんな人柄かを表していますよね!明るくて天真爛漫な彼女にぴったりの楽曲です。
映画『ベイマックス』の挿入曲/エンディング曲②:Fall Out Boy「Immortals」
アメリカのロックバンド・Fall Out Boyの「Immortals」は、作中では、ヒロや仲間たちが仮面男との戦いに備え準備・開発をするシーンで流れる楽曲です!
それぞれがずっと研究していたものを応用し、すごい武器を作り上げていくのは見ているこちら側も楽しくなるシーンでした!
ここではそれぞれが専用武器とスーツを身に着け、ヒーローらしく(怪獣らしく)なっていきます!
お調子者キャラのフレッドは、なんといつも着ている怪獣のようなスーツがそのまま採用されていました!火を吹きたいという夢が叶えられているところなんか微笑ましくなりますね。
この曲はエンディングのスタッフロールでも流れるので、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
映画「ベイマックス」日本版の主題歌/エンディング曲:AI「Story(英語版)」
いくつかのベイマックスの楽曲やBGMのなかでも、日本公開版のエンディングで流れたAIさんの「Story」がとてもよく印象に残っているという方も多いんじゃないでしょうか。映画のラストに感動して入る人の涙を誘うような素敵な歌詞の楽曲です!
この楽曲自体は『ベイマックス』の公開より前に日本語版で発表されており、なんと曲を聞いたディズニー側からのリクエストでエンディング曲として採用されたそうです!
たしかに、サビの「1人じゃないから 私がキミを守るから あなたの笑う顔が見たいと思うから」の部分がベイマックスとヒロの関係を想起させるところでもあり、ヒロの兄、タダシを思い出し切なくなる歌詞でもあります…。
この部分だけでなく、全体的に見ても『ベイマックス』のために制作されたのではないかと思うほどテーマが近くてハマっている楽曲です!
「Story」は元々英語バージョンの楽曲も制作されていましたが未発表だったそうで、AIさんは「子どもの頃から大好きなディズニー映画の曲に決まって、しかもまだ世間に出ていない英語バージョンなんて嬉しすぎました!」とコメントを残しています。
また『ベイマックス』という兄弟愛、家族愛を描いた映画であることから、ジャケットにはAIさんの実の妹であるSACHIさんと一緒に歌っているような写真が起用されているのも要チェック!家族愛や絆を描いた作品の主題歌として、まさにぴったりな楽曲と言えるでしょう。
映画『ベイマックス』&アトラクション『ハッピーライド』の音楽をじっくり楽しみたい人はサントラがおすすめ!
映画の楽曲を聴きたい人は『ベイマックス オリジナル・サウンドトラック』をチェック!
- インモータルズ
- ヒロ ハマダ
- ナード スクール
- マイクロボッツ
- タダシ
- インフレータブル フレンド
- ハガブル ディテクティブ
- ザ マスクド マン
- ワン オブ ザ ファミリー
- アップグレーズ
- ザ ストリート オブ サンフランソウキョウ
- トゥ ザ マナー ボーン
- ソー マッチ モア
- ファースト フライト
- サイレント スパロウ
- ファミリー リユニオン
- ビック ヒーロー シックス
- アイ アム サティスファイド ウィズ マイ ケア
- サインズ オブ ライフ
- リブート
- Story (English Version)
歌付きの曲だと代表的なものは紹介した3曲になりますが、様々なシーンを音楽で支えているのがこのサントラに収録されたBGMたちです!魅力的な曲がたくさんあるので、すでに何曲かお気に入りを見つけて聴いている方もいらっしゃるかもしれませんね!
特に、「ナード スクール」は研究発表会に向け寝る間も惜しんで研究を進めるヒロとそれに協力する仲間たちを静かに応援する雰囲気が素敵なBGMです!
その直後の研究発表会本番ではガチガチになってしまい調子が出なかったヒロでしたが、タダシに深呼吸、と言われてから調子を取り戻し、流れるようなテンポでマイクロボッツの発表を行ったときに流れていた「マイクロボッツ」も気分が高揚する楽しいBGMです!
また、ヒーロー映画らしいところだと「アップグレーズ」もヒーロー映画らしい荘厳な音楽と言えるでしょう!シーンで言うと、アップデートされたヒロと一緒にベイマックスが空を飛び、窓ガラスに映った自分を見て感激するシーンで流れます。
まさにあの場面がヒーローとしてのヒロが誕生した瞬間でもあんですよね。
この他にも大切なシーンを彩ってくれる多彩な音楽がたくさんあり、この作品が大好きなら、聴いただけで映像が頭に流れてくるほどだと思います!『ベイマックス』ファンならどこの場面で流れるBGMかクイズで当ててみても面白いかもしれませんね!
アトラクション音楽は『東京ディズニーランド ベイマックスのハッピーライド』でチェック!
- ビー・エイ・ワイ・エム・エイ・エックス
- ア・ニュー・アングル(新しい見方)
- ハッピー・ソング
- バララララララララ
- クー・ルー・リー
- ワン・スイート・ライド(クールなライド)
- ビー・エイ・ワイ・エム・エイ・エックス (セリフなし)
- ア・ニュー・アングル(新しい見方) (セリフなし)
- ハッピー・ソング (セリフなし)
- バララララララララ (セリフなし)
- クー・ルー・リー (セリフなし)
- ワン・スイート・ライド(クールなライド) (セリフなし)
- ビー・エイ・ワイ・エム・エイ・エックス (インストゥルメンタル)
- ア・ニュー・アングル(新しい見方) (インストゥルメンタル)
- ハッピー・ソング (インストゥルメンタル)
- バララララララララ (インストゥルメンタル)
- クー・ルー・リー (インストゥルメンタル)
- ワン・スイート・ライド(クールなライド) (インストゥルメンタル)
映画本編の話とはズレてしまいますが…、ディズニーリゾートが好きな人は、ディズニーランドにあるアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」の曲にも注目です!
アトラクションの走行中に流れる曲があるのですが、この曲たちはゲストの人たちから人気が高く、この楽曲をプレイリストに入れているという人もたくさんいるんです!アトラクションの曲でプレイリストを作りたくなるなんて、どんな曲が使われているのか気になってきませんか?
出典:公式サイト(©Disney. All rights reserved.)
「ベイマックスのハッピーライド」ですが、最近ではアトラクションの走行中に流れてゲストの気分を盛り上げるだけでなく、アトラクション外の周辺で曲に合わせて踊るダンサーたちも出没しているとのこと!
元々ディズニーリゾートのキャストの人たちが踊っているので、それを真似してアトラクション近くで踊るのが流行っているようです!
閉園間際にラインカット(※閉園時間から逆算してアトラクション待ち列に並べなくなること)された後も、踊るためだけにダンサーたちがアトラクションの周りにいるので、ディズニーの新しい楽しみ方としてテレビにも特集されたこともあります!
一度聴くとクセになってしまう曲が多く、振りもとっても簡単なので子どもも大人も気軽に楽しむことができます!ダンサーたちの間では推し曲、得意な曲などもあるみたいです。
アトラクションに乗ったことがある人も、まだ乗ったことがない人も、気になった方はぜひ一度このサントラを聴いてみて、次回の来園時に踊りに参加してみるのもいいかもしれませんね!
まとめ:『ベイマックス』の主題歌・挿入曲・アトラクション音楽を徹底解説!
さて、今回は映画『ベイマックス』の主題歌や挿入歌、BGM、サントラの紹介から、ディズニーランドにあるアトラクションの音楽まで、幅広い情報を紹介しました!
こうして振り返ると、作品の雰囲気にぴったりの明るい楽曲や感動的な楽曲が多く、改めて作品を盛り上げてくれる魅力的な楽曲ばかりだと感じます!
読んでパークに行きたくなったり、映画をまた見たくなったりした人もいるんじゃないでしょうか。パークにすぐに行くのは難しくて、自宅で映画を見れば簡単にディズニーリゾートにいる気分、ベイマックスに乗っている気分に浸ることができる、かも?
ちなみに映画『ベイマックス』は、『ベイマックス ザ・シリーズ』『ベイマックス!』などのスピンオフシリーズ作品もあり、これら関連作はすべてで視聴することができます!
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『ベイマックス』が大好きでもう何十回も見たよ、という方はシリーズ作品でキャラクターたちのその後を知ってみてはいかがでしょうか。もちろん、本編も何度見たって楽しめるので、次に見るときは各シーンの音楽に耳を傾けながら楽しんでみて下さい!
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